バレー豆知識

バレーボールのネットの高さを年代別に紹介|スパイクに必要な到達点も合わせて解説

バレーボールのネットの高さを年代別に紹介

「バレーボールのネットの高さってどれくらいなんだろう?」と思ったことがある方はいないでしょうか?

テレビで見る世界バレーでは、それぞれの選手のジャンプ力が高すぎて、ネットの存在をあまり感じませんよね

でも、ネットの高さは意外と高く、スパイクを打つためにはしっかりと練習をしなければいけません。

この記事では、バレーボールのネットの高さと、どれだけジャンプできればスパイクを打つことができるのか解説しています。

年代別のネットの高さ

バレーボールのネットの高さは年代別に設定されています。

ここでは、年代別にバレーボールのネットの高さを紹介していきます。

小学生

男子 2.00cm
女子 2.00cm

小学生の場合、1年生と6年生では身長差がかなり違いますが、ネットの高さは同じ2.00cmとなります。

なので、低学年のころはネットが高く、なかなかスパイクを打つことが難しいと思いますが、高学年になるにつれ身長が伸びしっかりとスパイクを打てる選手が増えてきます。

中学生

男子 2.30cm
女子 2.15cm

男子バレーでは、小学生と中学生でネットの高さが30cmも違います。

正直実際に立って比べてみると、とてつもない差です。

ただ、中学生くらいで成長期を迎え、大きく身長が伸びる学生も多いため、納得の数字ではありますが、それでもいきなり高くなりすぎですよね。。

実際、中学生くらいから身長が原因でバレーボールから離れてしまう子も一定数いるのも事実です。

高校生

男子 2.40cm
(全国大会は2.43cm)
女子 2.20cm

高校生になると男女共にさらにネットの高さが上がります。

ほぼ、一般の高さと変わらないレベルです。

高校生にもなると、体格は成人の方と対策ないですから、妥当と言えば妥当ですね。

一般

男子 2.43cm
女子 2.24cm

プロ選手などの一般チームでは、高校生とネットの高さはそれほど変わりません。

ネットの高さが、2.43cmと聞いて「そんなに高いんだ!」と感じる人もいるんじゃないでしょうか。

実際ネット下に立ってみると、「こんなのスパイク打てないじゃん。。」と私は感じました(笑)

でも、プロの世界にもなると最高到達点は3.30cm以上の選手ばかりです。

ネットの高さからさらに約1mも高い位置で勝負をしているわけですね。

すごい世界です。。

バレーボールで豪快にスパイクを打つにはどれだけジャンプできればいいのか

では、豪快にスパイクを打つためにはどれだけジャンプ出来れば良いのでしょうか。

高校生・一般で活躍できる事を目標に考えてみました。

まず、強豪チームでエース級の選手を目指すのであれば目線がネットの高さを超えるほどの高さがある事が理想ではないでしょうか。
おそらく最高到達点で言うと320cm以上ですかね。

それだけの高さがあれば、スパイクを打つ前に相手コートの様子や、ブロッカーの手の位置を確認することができ、より勝負しやすくなります。

もちろんスパイク力を上げるためにはジャンプ力だけがあってもダメですが、これだけ飛べればチームトップクラスのスパイカーも目指せるのではないでしょうか。

次に、ある程度強烈なスパイクを打つにはバスケットゴールのリングに触れるほどの高さがあると可能だと思います。

高さで言うと305cm以上です。

それくらい飛ぶことができれば、練習次第で叩きつけるようなスパイクも可能なはずです。

では、最後に最低でもどれだけジャンプ出来ればスパイクを打てるのかですが、おそらく手首から肘までのちょうど半分くらいまで手がネットから出ればスパイクを打つ事は可能です。

叩きつけるような強烈なスパイクを打つ事は難しい可能性もありますが、長いコースを狙うスパイクなどは問題なく打てるでしょう。

まとめ

バレーボールのネットの高さは、どの年代でも2m以上の高さにあり、ある程度ジャンプ力がなければ、なかなかスパイクを打つ事は難しいです。

ですが、基礎の練習からしっかり行えば、自然とジャンプ力も向上し、スパイクを打てるだけの高さは身につくと思います。

なので、まだバレーボールを始めたばかりの方は、「こんなのスパイク打てる気しない。。」と感じるかもしれませんが、焦らなくても大丈夫です。

まずは、基礎の練習からしっかり行い、スパイクを打つための準備を行いましょう。

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