バレー豆知識

バレーボールのサーブとは?習得するべきフローターサーブについても徹底解説

バレーボールの中でまず習得するべきフローターサーブについて徹底解説

バレーボールの試合はサーブから始まります。

6人制バレーでは、サーブ権がローテーションで回り、コート内の選手は順番にサーブを打っていくことになります。

サーブ専門のポジションというものはなく、時計回りに順番が回ってくるため、出場選手全員がサーブを打たなければならないということになります。

バレーボールをする以上、サーブは必ずマスターしなければなりません。

サーブは、試合の流れを決めるとても重要な一球です。

相手コートへ最初に送るボールとして、攻撃性の高いものにするのか、相手コートに入れることを重視しておいてそこからラリーやパスを経て徐々に攻めていくか、戦略も必要になってきます。

この戦略を効果的に立てて、試合を有利に運ぶためには、サーブについてよく知り、様々な種類のサーブを自在に使いこなせるようにならなければなりません。

今回は、そんなサーブの中でも「フローターサーブ」について、特徴や習得方法を徹底解説します。

この記事を最後まで読み、練習方法を実践すれば、きっと自信をもってフローターサーブを繰り出せるようになるはずです。

是非じっくりと最後までお読みください!

サーブの種類

バレーボールのサーブには様々な種類があります。

ちょっと一覧にして見てみましょう。

  • アンダーハンドサーブ
  • サイドハンドサーブ
  • オーバーハンドサーブ
  • フローターサーブ
  • ジャンプフローターサーブ
  • ランニングジャンプフローターサーブ
  • ジャンプサーブ
  • ハイブリッドサーブ
  • スライダーサーブ
  • 天井サーブ

聞いたことがあるサーブ名から「え?何それ?そんなサーブあるの?」というサーブまで、実に様々だと思います。

アンダーハンドサーブや、オーバーハンドサーブなどは、学校の授業でも習うサーブですよね。

「フローターサーブ」には、ジャンプやランニングというアクションが伴うものもあることが分かります。

それぞれのサーブについて、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

アンダーハンドサーブ

バレーボール初心者、もしくは趣味でバレーボールを楽しんでいる人が最も多く打つサーブです。

学校の授業でも習う基本中の基本のサーブであり、相手コートに入りやすいサーブです。

ネットに対して真横に構え、利き手と反対の手でボールを持ち、軽くトスしたものを、利き手で下から上へ振り上げるように打って相手コートへとボールを飛ばします。

略して「アンダーサーブ」と呼ばれることもあります。

最も簡単で、最も相手コートへ入れやすいサーブですが、安定感がある分攻撃力は小さく、更にボールの軌道がとても分かりやすいため、このアンダーハンドサーブだけで得点を勝ち得るのはかなり難しいです。

相手チームがたまたまボールを取れなかったといったラッキーが起こらない限りは、まず直接得点には繋がりません。

相手チームから返ってきたボールを、チーム内でうまく繋げて得点にもっていく、というイメージになります。

とにかく「サーブを入れたい」という人におすすめの「最初の一歩」のサーブです。

▼参考動画

出典:S&Dバレーボール教室

サイドハンドサーブ

サイドハンドサーブは、コートに対して横向きに構えて高めにトスを上げます。

そして利き腕の肩を後方に回して半円を描くように勢いよくスイングします。肘は曲げずに、横からまっすぐスイングするのがポイントです。

サーブを打つ時は、体重の重心を後ろから前に移動させるとボールに力がかかりやすくなります。

大きく振りかぶる時は後ろに、そしてスイングしてボールを打つ時には前に体重を乗せます。

スイングした腕はボールを打った後も勢いよく振り切ることで、パワーをボールに乗せて強いボールを繰り出すことができるようになります。

▼参考動画

出典:S&Dバレーボール教室

オーバーハンドサーブ

オーバーハンドサーブは別名「ラウンドハウスサーブ」ともいいます。

名前の通り、オーバー、つまり上から打つサーブです。

アンダーハンドサーブ、サイドハンドサーブと同じくネットに対して真横に構え、利き手と反対の手で自分の頭上にまっすぐトスを上げます。

そして、利き腕を背中の後ろのあたりから大きく振り下ろすようなイメージでボールを打ちます。

この時、ボールを打つ瞬間にスイングを止めることで、ボールを遠くへ飛ばすことができるのですが、慣れていないとそのまま勢いを止められず、飛距離が足りず自分のコートに落ちてしまったり、床にボールを叩きつけてしまったりします。

フローターサーブ

アンダーハンドサーブ、サイドハンドサーブ、オーバーハンドサーブなど「ハンド」がつくサーブはコートに対して横向きに構えますが、フローターサーブはコートに対して正面を向くように構えます。

この時、片足(利き手を反対側の足)を前に出します。

顔の前にボールをトスして、頭の後ろから前に押し出すように利き手でサーブを打ちます。

ボールを打つ場所によって、回転をかけたり、無回転でサーブをうつことができ、ボールを飛ばす方向や勢い、強さなどを調整することができます。

初心者でも比較的マスターしやすい上に、変幻自在のボールを繰り出せることから、プロでも王道とされている、非常に汎用性の高いサーブです。

▼参考動画

ジャンプフローターサーブ

フローターサーブに「ジャンプ」の要素が加わったサーブです。

基本的な打ち方はフローターサーブと同じですが、トスを上げる前に数歩の助走とジャンプという動作が加わります。

1~3歩ほど少し助走をつけて、この助走開始のタイミングでボールを高くトスし、勢いよくジャンプして利き手で思い切りサーブを打ちます。

トスは両手で上げると安定します。

ジャンプフローターサーブのメリットとしては、高い位置からサーブを打つためにスピードを出して直線的にボールを飛ばしてもネットに引っかかりにくく、フローターサーブよりも確実に相手コートへ強いボールが繰り出せるという点が挙げられます。

トスを上げる位置や、サーブの打点となる位置などをしっかりと身体に覚え込ませないと失敗率が上がるため、繰り返し練習して「自分のもの」にすることが成功のためのカギです。

ランニングジャンプフローターサーブ

ジャンプフローターサーブにも助走がありますが、この助走をさらに大きく取るものが「ランニングジャンプフローターサーブ」です。

大きく取るといっても、歩数は3歩程度です。ただ、1歩の距離が長く大きくなります。

走り出しはコートの外側、サーブを打つ位置の反対側になり、横から走り込んでくるようなイメージです。

ランニングフロータージャンプの助走

1歩、2歩、3歩、と助走を進めるごとに歩幅が広くなり勢いがついていきます。

最後のジャンプと同時にトスを上げてフローターサーブの要領でサーブを打ちます。

勢いのある助走をつけることで、ボールにも勢いをつけてスピード感とパワーのあるサーブを繰り出すことができます。

▼参考動画

出典:赤鬼

ジャンプサーブ

ジャンプフローターサーブのことを「ジャンプサーブ」と言うこともありますが、ここで紹介するジャンプサーブは「スパイクジャンプサーブ」です。

その名の通り、まるでスパイクのようなサーブで、非常に強力です。

上手く決まればサーブだけで点数を取れるような、そんな攻撃力の高いサーブですが、難度も高く初心者にとっては関門となります。

コートの数メートル後ろに立ち、そこから前方に向かって高くボールを投げます。

そしてボールの落下点に合わせて助走をつけてジャンプし、スパイクの要領で身体を大きくそらしてボールを相手コートへ叩きつけます。

この落下点と打点の照準を合わせることが非常に難しく高度な技です。

試合の中でスパイクができるようになってから習得できるものと言っても過言ではないくらい難しいサーブです。

ハイブリッドサーブ

ハイブリッドサーブは、「ジャンプサーブ」と「ジャンプフローターサーブ」を状況次第で打ち分けるサーブです。

最近ではプロバレーボール選手たちの間でもよく使われており、バレーボール漫画「ハイキュー!!」では、宮侑選手が打っていたサーブですね!

男子バレー日本代表選手では関田選手が打っているサーブでもあります。

フォームはジャンプフローターサーブで、状況に合わせ無回転となるように打ちボールの変化でレシーブを乱す事を狙ったり、ドライブ回転をかけて強烈なサーブを打ちレシーブを乱す事を狙ってサーブを打ちます。

試合でハイブリッドサーブを打つには、ジャンプフローターサーブと、ジャンプサーブを習得する必要があるため、難易度はかなり高いサーブと言えます。

▼参考動画

スライダーサーブ

スライダーサーブは、オーバーハンドサーブの変化球として知られています。

ネットに対して横に構え、トスを上げて上から打つという基本の形はオーバーハンドサーブと同じですが、ボールを投げる動作と同じタイミングで腰を回転させて、円運動を意識して腕を振って、肘を後ろ側に引っ張るようにスイングしてボールを打つのが「スライダーサーブ」ならではの特徴です。

ボールを飛ばす方向をコントロールしやすく、ボールのヒットポイントを調整しやすいという利点があり、選手の中には特にスライダーと意識せず、自分が飛ばしたい方向に正確にボールを飛ばすために自然とオーバーハンドサーブがこの形になっている人もいます。

▼参考動画

天井サーブ

天井サーブは、アンダーハンドサーブの要領でボールを打ち、天井高くまでボールを上げ、レシーブを乱すことを狙ったサーブです。

天井「近く」というのがポイントで、実際に天井にボールが触れてしまうと相手チームのポイントとなってしまうので加減は注意しなければなりません。

高く上げたボールは滞空時間が長くなり、落下スピードが速まるため、相手チームのレシーブのリズムを乱す効果が期待できます。

ただし、サーブを打つ本人にとっても、落下地点を正確に一致させなければならないという難しさがあるサーブなので、何度も練習を重ねてマスターしなければ自信を持って繰り出せない妙技です。

▼参考動画

フローターサーブの打ち方を徹底解説

数々のサーブについて説明しましたが、今回は特にフローターサーブの打ち方について徹底的に解説していきます。

なぜフローターサーブをチョイスしたかというと、初心者であっても比較的マスターしやすい「使える」サーブであること、しっかりコントロールして打つことができれば攻撃力や汎用性が高いサーブであること、トレーニングを工夫することでいくらでも伸ばせるサーブであること、という理由によります。

フローターサーブをマスターして、場面に応じて上手にボールをコントロールできるようになると、ただ相手コートにボールを打ち込むだけのサーブではなく、得点に結びつけられるような強力なサーブを打てるようになります。

また、フローターサーブの基本を身に付けておけば、より攻撃力の高いジャンプフローターサーブや、ランニングジャンプフローターサーブ、ハイブリッドサーブなどに応用できます。

フローターサーブのコツ、上達法、練習法について詳しく解説していきますので、是非最後まで読んでフローターサーブマスターになってください!

フローターサーブの打ち方

では、まずはフローターサーブの打ち方(手順)から紹介していきましょう。

打ち方の流れは下記の通りです。

  • コートに対して正面を向き構える
  • 利き手と反対側の足を前に出す
  • 顔の前辺りにボールをトスし、押し出すイメージでサーブを打つ

打ち方を見て分かる通り、複雑な動きなどは必要なく初心者の方でも打ちやすいサーブの1つということがわかります。

ですが、しっかりと練習することで確実に武器となるサーブになりますので、ここからは打つコツや上達方法について紹介します。

フローターサーブを打つコツ

フローターサーブを上手に打つコツは次の3つです。

  • トスの位置を安定させる
  • 腕は振り切らず押し出すイメージ
  • ミートする位置を意識する

それぞれ詳しく解説していきます。

トスの位置を安定させる

バレーボールのサーブは、まずトスを上げることから始まります。

このトスがサーブの全てを決めると言っても過言ではないくらい、トスは重要です。

トスが安定していないと、落下点や落下スピードと打点(ミートする位置)を合わせることが難しくなります。

毎回異なる条件でボールが投げられ、落ちてくるとなると、どこを目掛けて腕を振るべきか、力を入れるべきか分からなくなってしまいます。

トスを高く上げすぎるとボールを捉えるのが難しくなります。

かといって低すぎると打点が下がってしまいネットに引っかかるリスクが上がったり、ボールにスピードやパワーがつきにくくなったりします。

「ちょうどいい」位置に、「いつも」トスを上げられるようになることが何よりも大切です。

利き手の斜め前、もしくは真ん前あたりを目掛けてトスすると、比較的サーブを打ちやすくなります。

ただ、個人差がありますので、何度もトスから打球の流れを練習して、自分にとってのベストなトスを見つけてください。

腕は振り切らず押し出すイメージ

フローターサーブのポイントは腕を振った勢いに任せてそのまま振り切るのではなく、ボールを前に押し出すようなイメージで打つことです。

振りかぶった腕を勢いよく振り切ってしまうと、力が下方に逃げていきます。

パワーが抜けてしまうことと、ボールの軌道が狂ってしまうことが懸念されるため、振り切らずにミートした後に手を止め、「押し出す」イメージで打つよう心がけましょう。

ミートする位置を意識する

ミートとは、ボールを打つことです。ヒットと表現されることもあります。

トスしたボールを打つ(ミートする)際には、ミートする位置に意識を向けてみてください。

手のひら全体でバシッと打つのではなく、手のひらの手首寄りの方(肉が厚くなっている部分)でミートさせると安定します。

フローターサーブでミートさせる箇所

また、ボールの位置としては、重心に当てるように気を付けることで軌道やスピード感、パワーなどを正確にボールに伝えられるようになります。

トスで上げたボールが落ちてきた際のミートポイント(落下点)も、実際ボールにミートする際の手とボールの位置関係も、どちらも意識してベストポジションを探してみれば、きっとしっくりくる場所を見つけられることでしょう。

フローターサーブの上達法

フローターサーブを上達させるために意識したいことを4点ご紹介します。

  • ボールが無回転になること
  • 打つコース
  • 腰の回転
  • ミートする位置

これらについて意識すべきことを、ひとつずつ見ていきましょう。

ボールが無回転になるよう意識をする

フローターサーブの特徴のひとつが、無回転のボールを繰り出せることです。

ボールに回転がつくと、その分スピードが上がり勢いがつき、力強いサーブを繰り出せるようになります。

これが例えばオーバーハンドサーブやジャンプサーブ(スパイクサーブ)のような強烈に回転させて相手を圧倒するようなサーブになりますが、フローターサーブではあえて回転をかけないボールを相手コートに打ち込む上で、予測不能なボールを繰り出せるようになります。

無回転のボールは、空気抵抗を受けやすいため、軌道の変化が激しく読みにくいため予想外の位置で落下したり、曲がったりします。

そのため、相手チームの選手が落下地点を予測しづらいため、「サーブが取れない」という状況に追い込み、点数を稼げるというメリットがあるわけです。

ボールに回転をつけずにサーブを打ち込むためには、腕を振り切らずに「押し出す」感覚でボールにミートするのが何より大切です。

「押し出す」感覚を何度も何度も練習して刷り込んで、良い無回転サーブを出せるようになるまで頑張ってください!

打つコースを意識する

サーブを打つ際には、どこにボールを飛ばすかという点を意識します。

当然フローターサーブも同じで、サーブを打った時のボールのコース(軌道)をしっかりと考えて打たなければなりません。

では、思い描いたコースにボールを飛ばすにはどうしたらいいのでしょうか。

正解は、「体を飛ばしたい方向に向ける」という非常に簡単なものです。

当たり前といえば当たり前ですが、ボールを飛ばしたい方に向けば、その方向にボールは飛んでいきます。

どのコースにボールを打ち込みたいか意識せずに、ただやみくもに「相手コートに入ればなんでもいいや」というスタンスでサーブを打っていると、全く上達しません。

どこにボールを打ち込みたいのか、どのような軌道を描いて打ち込むか、これらの意識によってフローターサーブは劇的に変わります。

腰の回転を意識する

フローターサーブを上達させるためには、腰の回転を利用するのが近道です。

具体的にどのように意識して利用するかというと、トスを上げたらサーブを打つ利き腕の肘を高く保ち腰を後ろに回します。

高く上げた肘に引っ張られて腰が後ろに回ってしまうようなイメージです。

そしてサーブを打つ際には、腰を勢いよく前に戻します。この時振りかぶった腕を振ることで腰が回転するような角度で動くというわけです。

この腰の動きを意識して、サーブを打つと、サーブの力強さが劇的に変わります。

体の前でミートするように打つ

トスしたボールが後方に逸れてしまうと、体の後ろの方でミートすることになってしまいます。

そうなると、思うように力が入らず、パワーもスピードもないへなちょこなボールを繰り出すことになってしまいます。

トスは斜め前に向かって投げて、必ず体の前でボールをミートできるように意識しましょう。

フローターサーブの練習法

フローターサーブはどうやって練習したら良いのか、その方法をまとめました。

  • トスの練習
  • コースの練習
  • 壁打ちよりも本番のコートで

という3点について詳しく解説します。

安定してトスが上げられるようになるまでひたすら上げ続ける

バレーボールのサーブは、1にトス、2にトスです。

とにかくトスが安定しないことには良いサーブは打てません。

まっすぐ、同じ高さで、同じスピードで、トスを出せるように、ひたすらボールを上げ続けます。

特に高さやスピード感などは、練習している当の本人はなかなか客観的に見られないため、コーチや仲間に見てもらったり、動画で撮影しておいて、あとで自らチェックしてみるのが大事です。

いつも同じコンディションでトスが上げられるようになれば、フローターサーブマスターへはあと一歩です!

相手コートのエンドライン両隅を狙って練習する

トスをマスターしたら、今度はサーブそのものの練習になるわけですが、コースを安定させるために、相手コートのエンドライン両隅を狙うのがおすすめの練習法です。

体の向きで飛ばしたい方法を決められると述べましたが、まずはとにかく相手コートのエンドライン両隅を「最初の目標」としてください。

練習している中で、必ず「右はいいけど左が……」といった左右差を実感します。

この時こそがチャンスで、苦手な方のコースで何度も練習を重ね、左右差を縮めていくよう努力してみてください。

また、エンドラインの両隅のコースはレシーブをする上で非常に取りにくいコースでもあります。

なぜなら、サーブレシーブの体制に入る際エンドラインの両隅でスタンバイする選手はまずいません。

そのため、エンドラインの隅にサーブを打つことができれば、相手選手のいない箇所にサーブを打つことができ、レシーブできないもしくはレシーブを乱せる可能性が格段に上がりますので、練習するコースとしては最適なコースです。

壁打ちではなく、本番のコートで練習する

よくサーブの練習として「壁打ち」が挙げられます。

「壁打ち」とは、その名の通り、壁に向かってサーブを打つことで、限られたスペースの中で効率的に練習できるというメリットがあります。

しかし、壁打ちでは本番の感覚は得られません。

練習では上手くいくのに本番では力を出せない……という方は多いと思いますが、それは本番に近い感覚で練習していないからというのが理由のひとつとなっています。

本番のコートが何らかの事情で使えないということであれば、もちろん壁打ちでも練習に勤しんでもいいのですが、本番のコートが使える環境であるのならば、断然コートの方がおすすめです。

まとめ

バレーボールのサーブの種類と、その中でも初心者からマスターできる実用的なサーブ「フローターサーブ」のコツや習得方法についてご紹介してきました。

応用編のジャンプフローターサーブや、ランニングジャンプフローターサーブは、この記事で紹介したフローターサーブの上達方法や練習方法を実践して、基本的なフローターサーブをマスターした上で練習できる技です。

ジャンプフローターサーブも、ランニングジャンプフローターサーブも、かなり攻撃力があり、一撃で相手チームから点を取れるサーブですので、これを機に変化球のフローターサーブも是非マスターしてみてください。

バレーボールでは、コートに入っている選手は持ち回りで必ずサーブを任されますので、かっこいいフローターサーブを決めて、バレーボール仲間を驚かせてみませんか?

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